女の子のお子様の習い事として「ピアノ」に並ぶ人気が「バレエ」
何か運動系の習い事をやらせたい、と思っている女の子ママは真っ先に浮かぶのではないしょうか?ふわふわとしたシュシュ・ピンクのバレエシューズ・リボンがかわいいトウシューズ・・・お姫さまのようなかわいいアイテムが沢山。
大人になってからジャズダンスを始め、バレエの重要性を感じてレッスンに通いはじめた私としては「小さい時からやっていたらなぁ!!」と感じている習い事。
うちの子は男の子。ダンサー母としては子供がバレエを習うメリットを感じており、さらに現場にて男性ダンサーの素敵さ、踊れるメリットを見てきてます。
女の子だけでなく、男の子にもおススメのバレエ
では何歳から始めるのがいいのか?バレエを始めるのに適した年齢なども気になりますよね。
ダンサーというマニアックな視点から、私が思う「バレエを習うメリット・デメリット」「男性がズルいと思うメリット」や「適した年齢」をお伝えしていきますね。
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《今回はこんな方へ》
*幼児期の習い事選びに迷っているママ・パパ
*バレエってどんな効果があるの?適した年齢は??と疑問に感じているママ・パパ
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こんなことを
≪よくとりあげられているバレエを幼少時から習うメリット≫
*姿勢がよくなる・立ち振る舞いがよくなる 《現役ダンス講師が思うバレエを幼少時から習うもうちょっと具体的なメリット》 *様々なダンスに応用がきく ≪デメリット≫ *費用がかかる
《バレエに習うのに適した年齢は6歳前後くらい》
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お子様が男の子でも女の子でも、習い事・バレエにご興味ある方は読んでみて下さいね。
バレエを幼少時から習うメリット
よく言われているバレエを幼少時から習うメリットとして
*姿勢がよくなる・立ち振る舞いがよくなる *身体の柔軟力がつく *姿勢がよくなる・猫背になりにくい *リズム感がつく |
があります。詳しく説明しますね。
姿勢がよくなる・立ち振る舞いがよくなる
正しい姿勢や骨格を意識したからだの使い方を教わり、美しく見せる表現方法を学んでいくため日常生活でも姿勢がよくなり、所作もスマートな優雅な印象を与えてくれます
身体の柔軟性がつく
バレエダンサーとしての柔軟性をつけるため幼少期からストレッチやバーレッスンをやっていくことで体がやわらかくなります。(個人差有り)
姿勢がよくなる・猫背になりにくい
「スタイルがよくなる」というよりも身体にゆがみのない正しい姿勢を常に意識できるようになるので、姿勢がよくなり猫背になりずらく骨格形成にいい影響があると言われています
リズム感がつく
バレエなどのダンス系の習い事は音楽のリズムに慣れることが重要な要素。バレエの動きを覚えるために音楽にあわせてカウントをとることで正確なリズム感を養うことができます。
その他にも
*集団行動ができるようになる
*表現力がつく
*芸術性がつく
などがあります。
ダンス講師が感じる幼少時からバレエを習う具体的なメリット
一般的なメリットに加えて。
実際に大人からダンスを始めプロとして踊ったり教えたりしている私が思う、小さい時から「バレエ」を習っておいたほうがいいと思うことをあげてみますね。
*バレエはあらゆるダンス・表現の基礎。ダンサーは必ず必要となってくるので小さい頃から習っていた方が苦労しない(ジャンルによります) *体幹が鍛えられる *細く長い筋肉が育成される *リズム感のイメージは「優雅な貴族」 *もてる 、重宝される(男子限定) |
バレエはあらゆるダンス・表現の基礎。バレエが役にたつジャンルはこちら
私はバレエを小さいころから習っていたわけではありません。やりたいと思ってたわけでもありません。学生時にジャズダンスに始めてのめり込んでいくうちに感じたんです。
「バレエはダンスの基本だ!!小さいころからバレエをやっていたらよかったなぁ」
クラシックバレエはダンスの基礎です。
ステージや舞台の振付ではバレエを知っているものとしてダンサーは扱われます。
(注:ヒップホップやファンクなどのダンサーはまた変わってきます)
ダンスを本格的にやりたいと思ったら、バレエを習うことは通らねばならない道になってきます。新体操やフィギアスケートも美しい動きや身体づくりとして「バレエ」を重要とされていると思います。
《バレエが役立つジャンル》 *ジャズダンス・コンテンポラリーダンス等 *ミュージカル *新体操 *フィギアスケート *振付師 |
大人になってからダンスを始めた私は、ジャズダンスのレッスンとは別にクラシックバレエのレッスンへ通うようになりました。最初はバレエ用語やステップを覚えるのにかなり苦労しました。バレエダンサーになるつもりは毛頭ありませんが(というか絶対無理)ステージで踊るダンサーの身体づくり、基礎づくりには絶対必要になってきます。振付師としても、バレエのステップを把握していることで素敵な振りが出来上がってきてます。
体幹が鍛えられる
バーレッスンって素晴らしい体幹トレーニングです。バーを持ちながら重心を確認し、手足をしなやかに動かすことによって、ぶれない身体づくりをしてます。センターで優雅に踊るための体幹づくりを培っています。
私は今でも時々バレエのレッスンに行き、基礎に戻って身体や重心を整えてます。
細く長い筋肉がつく
バレエはムキムキになるような筋トレはしません。バーレッスンやフロアストレッチで身体を伸ばしながらじっくりゆっくり筋肉を育成していくので柔軟性のある細く長い筋肉ができてきます。スラッとした姿で舞台にたち続ける持久力をつけるには美しい筋肉を育んでいくことが必要となってくるのです。
リズム感のイメージは「優雅な貴族」
リズム感育成だけにフォーカスするとピアノなどの楽器系でもいいような感じもしますよね。私が思うこのリズム感は「優雅な貴族のリズム」 バレエの基礎レッスンの音はピアノを使われていることが多いです。ピアノの音を聞きながら優雅に舞う。ワルツを踊る。そんなイメージです
男子限定!「もてる」「重宝される」
男性が優雅に踊る姿って女性とはまた違った素敵さがありますよね。そして男性は女子に比べて圧倒的に人口が少ない。きちんと練習を重ねてそれなりにバレエができると重宝され、もてます。先生にも可愛がられやすい。女子は人数が多いのでセンターやソロなどは接戦です。男子は先生のパートナーになったり、ソロがあったり。女子が多い中で華になれる男子はいいなぁ、と感じてました(プロレベルにいくと、そこでの戦いがありますが!)
バレエを幼少時から習うデメリット
次はデメリットを少々
《バレエを幼少時から習うデメリット》
*費用がかかる |
費用がかかる
よく「バレエと日本舞踊はお金がかかる習い事」と聞きます。
というのは、レッスン費以外の部分がかかるのです。入会金や月謝などはピアノやスイミングなどとそこまで差はないと思うのですが、それ以外の揃えるものや発表会費等にコストがかさむようですよ。
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実際にかかる費用をシュミレーションしてみました(教室によって異なります)
入会金・月謝の他に
①レッスン時に揃えるものとして・・・レオタード、タイツ、バレエシューズ (1万円位)
②発表会費用(1年に1回位)・・・衣装代を含めて 5~20万位
①は子供の成長や消耗具合で買い替える必要があります。
②は各お教室によって異なります。発表会の参加が自由な場合もありますし、気になる方は体験レッスン時に確認をしてみて下さいね。
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子供の学年が進み、レッスンの内容が本格的になっていくと費用が高くなっていくのでどこまで関わっていきたいのか検討しながら選びたいですね。
バレエの動きがキレイすぎて別のジャンルを踊る時に崩すのが大変
これは実際ダンサーとして見てきたことなのですが、バレエ出身のダンサーが他のジャンルのダンスをやろうとした時に(ジャズダンス、ヒップホップなど)かなり苦戦してました。
バレエの美しいかたちを崩して踊ることに抵抗があったり、体が慣れないようです。
バレエのスラっとした姿をヒップホップのようにファンキーな形にする。何も踊ったことがない人よりも近づけるのに難しいところがあるかもしれません。
とはいえ、身体の基盤やリズム感はあるのでコツをつかめば早いし、コツをつかめば早そうです。
バレエに適した年齢ってどれくらい?
調べてみました!
幼児向けとして、3歳から募集している教室も多くあります。3歳の時期は本格的なレッスンをするにはまだ早く、楽しみながら音楽に慣れるという目的がほとんどです。幼児期から習っているとレッスンが難しくなっても対応しやすい理由から、プロを考えているママは早期に始めているケースもあります。
一般的には6歳前後から始めるのがよいとされています。まだ身体も柔らかく、先生の指導を理解し自分から取り組めることが理由です。10歳を過ぎてから始めても、先生の注意を的確に理解できる利点があります。考えながらレッスンを受けられるため、遅いということもないそうです。いつからいつまでに始めたらよい、という明確な答えはありません。子供の成長はそれぞれなので、子供の様子を見ながら始める時期を考えてみてはいかがでしょうか
「マイナビウーマン」より https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/2829
まとめてみると
6歳前後くらい→まだ身体も柔らかく、先生の指導を理解し自分から取り組める。
10歳位でも遅くはないし、すごく好きなら3歳でも楽しめると思います。
いつからいつまでに始めたらよい、という明確な答えはありません。子供の成長はそれぞれなので、子供の様子を見ながら始める時期を考えていきたいとこですね。
バレエを習い事に検討しているママへ|女の子も男の子も
*バレエに関して得られる効果のおさらい*
≪よくとりあげられているバレエを幼少時から習うメリット≫
*姿勢がよくなる・立ち振る舞いがよくなる 《現役ダンス講師が思うバレエを幼少時から習うもうちょっと具体的なメリット》 *様々なダンスに応用がきく ≪デメリット≫ 費用がかかる 動きがキレイすぎて別のジャンルを踊る時に崩すの大変 |
* 適した年齢は??*
6歳前後くらい→まだ身体も柔らかく、先生の指導を理解し自分から取り組める。
10歳位でも遅くはないようです。やらせてみて楽しそうなら3歳でも早すぎないようです。
同じような年齢の子がいるレッスンであれば、仲間の中に入って自然と楽しめるかもしれません。体験レッスンなどで雰囲気をご確認することをおススメします。
沢山のメリットがあるクラシックバレエ。スラっとした姿勢づくりや体の形成していくのにもプラス効果があります。ご興味のある方は是非習い事のひとつとしてご検討してみて下さいね。
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